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サーバー構築server construction
サーバー・ネットワークシステム
＜サーバー＞サーバーとは、コンピューターネットワークにおいて、他のコンピューターを通してクライアントからの要求に対し、何らかのサービス（処理）・データなどを提供する役割を果たすコンピューターのことです。一言にサーバーと言っても、その種類によって利用用途は異なります。たとえば、ファイルサーバーであれば保管されているファイルの提供、プリントサーバーであればプリンターや複合機などへの印刷処理の提供をするなど、扱う情報や行為によってさまざまなものがあります。
＜サーバー・ネットワークシステム＞
サーバーによるデータの一元管理と定期的なバックアップを行うことで、データの整合性と信頼性の向上を図ることができ、万が一トラブルが発生したときでも速やかに対処することができます。また、プリンターなどの周辺機器を共有することで、ランニングコストの軽減にもつながります。そのほか、サーバーを設けることで、外部からサーバー内のデータにアクセスすることが可能なため、出張先から必要な資料の閲覧やデータの修正なども可能となります。
最近のパソコンは高性能となったこともあり、高額なサーバー専用機を購入しなくてもパソコンをサーバーとして利用することで安価でサーバーを設置することができます。少人数のオフィスなどで、ファイルサーバー・プリントサーバーとしてご利用の際は、このようなサーバーでも十分と思われます。
小規模サーバー構築の詳細例についてはこちらをご覧ください。
＜ＬＡＮシステムの構成＞
ＬＡＮとは「Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ（ローカルエリア ネットワーク）」のことで、ビルや工場と言った大型施設から一般住宅まで、敷地内や建物内などで構築されたコンピューターネットワークです。ＬＡＮは、沢山のコンピューターやプリンター・通信機器などを接続し、あらゆる情報の共有や接続されたプリンターや複合機などの機器を共用できるため、主にオフィスや研究機関・製造工場などに普及し、今では一般家庭でもあるのが当然のようになってきました。また、ＬＡＮに一つの回線を接続することでインターネットにつなげることができます。ＬＡＮには、通信ケーブルを使って各機器を接続し、通信を行う有線ＬＡＮと、通信ケーブルを使わず電波などによって通信を行う無線ＬＡＮがあります。
＜インサーネットについて＞
インサーネットは、ＬＡＮで接続された複数のコンピューターが対等な権利で、効率良く通信回線を利用できるように考えられたコンピューターネットワークの規格の一つで、ＬＡＮで最も使用されている技術企画です。インサーネットの中にも、さらに規格があり、接続形態（トボロジー）や通信速度（１０Ｍｂｐｓ、１００Ｍｂｐｓ、１Ｇｂｐｓ）が異なります。インサーネットのトボロジーには、一つの回線を複数の機器で共有する「バス型」とＨＵＢ（集線装置）を介して各機器を接続する「スター型」の２種類があります。また、通信速度の方式のうち、最も普及しているのが１０ＢＥＳＥ−Ｔですが、この方式では大きなドキュメントデータやマルチメディア（画像や音声・動画など）データなどの転送の速度が遅いということで、最近では１０ＢＥＳＥ−Ｔの１０倍の速度の１００ＢＥＳＥ−Ｔ、１００倍の速度の１０００ＢＥＳＥ−Ｔという方式も普及してきました。
＜ＨＵＢの種類と違い＞
ＨＵＢ（ハブ）は、大別するとリピーターＨＵＢとスイッチングＨＵＢに分けることができます。複数のコンピューターやプリンターなどをＬＡＮに接続する際のケーブルの集線・中継装置という使用方法に関しては同じですが、通信速度や送信方法などの機能が異なります。主な違いは、スイッチングＨＵＢはデータを送信する宛先の端末のみに信号を中継するのに対し、リピーターＨＵＢはデータを送信する宛先に関係なく接続されているほかの端末にも信号を中継します。なお、スイッチングＨＵＢは、リピーターＨＵＢと比べて次の特徴をもっています。
１．１００ＢＡＳＥ−ＴＸ、全二重通信、オートネゴシエーション機能
２．ネットワーク負荷を低減（データを送る必要があるポートのみに送信する）
＜コンピューターセキュリティ＞
企業の内外がネットワークで接続されている環境は今や当然のこととなっています。そして、その環境は優れた利便性を持つ反面セキュリティリスクなどの問題を抱えていることも事実です。コンピューターセキュリティとは、コンピューターを不正利用や誤用・災害から守るための仕組みで、機密性や完全性・可用性を維持することを指します。悪意のあるものなどによる秘密情報へのアクセスや許可されていない操作を行うなど、人的攻撃からデータやコンピューターなどを保護することをいいます。
＜ＬＡＮシステム工事＞
建築設備において、今や欠かすことのできないＬＡＮシステム。それを構築するためには、コンピューターやプリンターなどの機器選定はもちろんのこと、ネットワーク通信の速度に影響するルーターやＨＵＢなどの集線・中継装置、ＬＡＮケーブルの選定が重要となります。また、ＬＡＮシステム工事では、システム構成などに合わせてＬＡＮケーブルの敷設からルーター・ＨＵＢなどの取付け、コンピューターやプリンターなどの機器の設置などを行います。そのほか、インタ−ネットへの接続に関する工事や、オフィスなどのレイアウト変更に伴うＬＡＮ環境の見直しによる機器の配置変更、またＬＡＮケーブルの整理やルート変更なども行います。
最近では敷設内のネットワーク通信の高速化やシステムの高機能化が求められています。特に大きなデータを取り扱うオフィスや研究機関・製造工場などでは、ネットワーク通信の高速化が求められ、ルーターやＨＵＢ・ＬＡＮケーブルなどを高速対応のものへの取替えが進められています。
私たちは、中・小規模のネットワークの設計から施工・保守、メーカー保証が切れたパソコンや液晶モニタ−などの修理まで、お客様のご要望に合わせてトータルにご提供いたします。
小規模オフィスのシステム構成例
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